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みんなのお茶の間 くるくる

地下鉄駅から歩いて10分程の静かな住宅街にあるお宅。道路に面したガラス戸から、女性達が楽しそうにおしゃべりしながら手を動かしている様子が見える。ここは、地域の人が立ち寄れる「みんなのお茶の間」、呼び名は「くるくる」。
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10年程前、土橋紘子さんが自宅を開放して始めた。きっかけは、新潟で始まった「地域の茶の間」を知ったことと、自分のまわりでも、一人暮らしの高齢者や子育て中の若い親など不安や孤立感を持ちながら暮らしている人がちらほら見えてきたこと。
新潟市の「地域の茶の間」を訪れ、誰もが感じる「居心地のよさ」を大切にした「ゆるやかな関係づくり」を体験し、その考え方に共感して仲間3人と「茶の間」を開いた。
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 この日集まったのは、手芸好きの方々。おしゃべりしながらチクチクと、ドラえもんやくまもんなどを作っている。土橋さんはといえば、穏やかな顔でゆったりと座っているだけ。多くの地域活動をしている方なので、この茶の間で一番くつろいでいるのは、案外ご本人かもしれない。訪れる人がみんな分け隔てなく気兼ねなく自由に過ごすことを大切にをモットーに、月2回開かれる。(札幌市白石区)