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小樽 スペースアルト

 明治から大正にかけての歴史的建物が多い小樽には、通りを一歩入ると昭和レトロの懐かしい小路も多い。小樽駅に近い都通りから南側に、ギャラリー風のこじんまりとした建物、その先に花屋さんが並ぶ小路があった。建物はスペースアルト、1階をギャラリーや教室として貸している。その日は麻ひも編み物の作品展示販売と教室が開かれていた。
 建物は、元々戦後開いた塗料店(有)大功商会の事務所と倉庫だった。5年前に店の家族である内山さんが、昔の雰囲気をできるだけ残してスペースアルトをオープンした。ガラス戸や建具はそのままに、ギャラリーの壁はDIYでリフォーム。知り合いから集めたという古い家具も馴染んでレトロモダンな空間になっている。奥には、年代物の事務机や金庫が並んでいる。先代そして内山さんも使ってきたものだと言う。表に掛けられた黒板の枠に薄くなった関西ペイントの文字があった。現役を終えた建物や物たちが、新しい役割を与えられて生き生きしているようだ。

 夏の雑貨マルシェin 小樽 2015.7.30(木)~8.1(土)10:30~15:00
 スペースアルト 小樽市稲穂2丁目16-17

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