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ふぞろいの北の野菜と果物を応援する会(通称;ポロの会)

長さ50mのトマトのハウス内で、もくもくと草取りをしている男性達、背丈以上に伸びたトマトの木で何か作業している女性がいた。みんな、援農ボランティア活動をしているポロの会のメンバー。この日の作業はトマトの雑草取りと芽かき。
トマトの実を大きく美味しくするために、本枝の脇から出た脇芽をとる作業が芽かき。脇芽といっても、本枝と区別がつかない太いもののある。2mにもなる木が倒れないように張っている紐を確かめながら、1本1本注意して芽かきをする。ハウスの窓は開けているがかなり蒸し暑く、外より5度くらい気温が高いという。休憩と水分補給をして、再び作業を続けていた。(7月中旬撮影)

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札幌市南区では都市近郊農業が行われ、果樹や数多くの野菜が栽培されています。しかし、農産物のかなりの部分が「規格外」となり流通していない問題がありました。これを知ったポロの会は小さな八百屋を始め、農産物を選別しないで消費者に買ってもらう活動を始めました。今では、生協などが協力し「ご近所野菜」として扱うようになり、規格外農産物の問題は随分解消するようになりました。
しかし、もう一つ大きな問題がありました。農家の高齢化で働き手が少なくなり、それが離農の大きな要因となっていることです。安全・安心で、美味しい作物を作るのが農家の願いですが、現実には手が回らず農産物供給の支障となっていたのです。
ポロの会は、消費者ができる農作業に協力しようと、賛助会員や一般の方の応援を得て「援農ボランティア」を始めました。作業は、平日や土曜日の朝8時半から数人で行っています。援農先は、札幌市南区八剣山の麓の農家数軒。未経験でも体力があれば、できることはありそうです。ブルーベリー、アスパラ、トマト、玉ねぎ、豆、さくらんぼ等の育つ様子を知ることもできます。(連絡先 札幌市南区川沿12条5丁目7-13南さん FAX 011-572-9336)

小樽 スペースアルト

 明治から大正にかけての歴史的建物が多い小樽には、通りを一歩入ると昭和レトロの懐かしい小路も多い。小樽駅に近い都通りから南側に、ギャラリー風のこじんまりとした建物、その先に花屋さんが並ぶ小路があった。建物はスペースアルト、1階をギャラリーや教室として貸している。その日は麻ひも編み物の作品展示販売と教室が開かれていた。
 建物は、元々戦後開いた塗料店(有)大功商会の事務所と倉庫だった。5年前に店の家族である内山さんが、昔の雰囲気をできるだけ残してスペースアルトをオープンした。ガラス戸や建具はそのままに、ギャラリーの壁はDIYでリフォーム。知り合いから集めたという古い家具も馴染んでレトロモダンな空間になっている。奥には、年代物の事務机や金庫が並んでいる。先代そして内山さんも使ってきたものだと言う。表に掛けられた黒板の枠に薄くなった関西ペイントの文字があった。現役を終えた建物や物たちが、新しい役割を与えられて生き生きしているようだ。

 夏の雑貨マルシェin 小樽 2015.7.30(木)~8.1(土)10:30~15:00
 スペースアルト 小樽市稲穂2丁目16-17

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小樽 来夢・わかば館

JR小樽駅から運河に向かって5分程歩いた所に建つわかば館。ここは平成25年8月にオープンした、空き家を改築した地域の人と交流できる高齢者下宿。明るい建物と季節の花の咲く庭が訪れる人を優しく迎えてくれます。
2階は居室で4つの部屋と共用キッチンがあり、現在2人の方が住んでいます。他の部屋は短期滞在でも使うことができ、夏は小樽ファンの本州の方が利用されるそうです。
1階は、手しごと工房や書道などの教室、展示コーナー、食堂として使われています。食堂は金・土にカフェとなるので、だれでも定食(600円)を食べられます。
手しごと工房では、古い着物を使った和服リメイクや裂き織で、帽子やバッグ、洋服、コースターなどを作り販売もしています。材料は、高齢の方から提供された箪笥で眠っている着物。もう着ることはないけれど、思い出の詰まった捨てるのは惜しい着物を再利用しているので、紬の帽子や浴衣のエプロンなどオモシロい作品があります。布地として使えない着物は裂き織の材料にして、バッグやテーブルクロス、コースターなどを作っています。壁の展示コーナーには戸塚刺繍の作品が飾られ、訪れた人が熱心に見ていました。
わかば館には、裁縫や刺繍など手仕事のできる人が集まるようです。その理由は、小樽には昔、縫製工場が多かったので、60代以上の女性にはミシンを使えたり、裁縫のできる人が多いから、ということでした。「昔とった杵柄」ですね。 
 わかば館を運営しているのは、共同住まい研究会・来夢の若西さん。そもそも、研究会は、「高齢者が元気に暮らせるまちづくり」を目指して、平成17年に発足した小樽市高齢者懇談会「杜のつどい」の会員の声から生まれました。「杜のつどい」は、現在会員650名程で、ふれあい講座や健康講座、介護予防や子育て支援の他、潮まつりへの参加や協力も行う自主運営団体で、高齢者の元気づくりと小樽のまちづくりに欠かせない会となっています。わかば館の設立や運営にも、多くの会員が協力しているとのことでした。
 
小樽来夢わかば館 http://raimuotaru.php.xdomain.jp/id/

小樽市杜のつどい http://www.city.otaru.lg.jp/simin/korei/morinotudoi/

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地域カフェ ピリカ

 JR白石駅から北へ車で10分の静かな住宅街、普通の家の玄関先に営業中の旗が揺れていました。ガラス戸を開けると、賑やかな話し声と美味しそうなにおいがします。ここは地域カフェ・ピリカ。平成27年4月に、代表の牧野さんが仲間と立ち上げてボランティアと運営しています。地域の人が歩いて集まれ、お茶やランチしながら交流できる場として開いたそうです。
 月水金に出されるランチは、定食とおうどん。定食は魚と肉が交互にあり550円。この日は、さんまの洋風かば焼き、野菜天ぷら、五目高野豆腐の含め煮、サラダに、ごはんとお味噌汁、お漬物。メニューづくりと仕込みは、近所のプロの料理人の力を借りているだけあって、どれも美味しい。でも、ピリカの一押しはご飯。当日朝精米した道産米の五分づきご飯は、香ばしくて噛むほどに甘みが増してきます。昆布とかつおだしのお味噌汁も美味しく、とっても充実したお昼になりました。金曜日には、近くのパン工房の道産小麦のパンも販売しているとか。ランチのない火木は、趣味の会に利用されているそうです。
 のんびりとした牧野さんと、話し上手なスタッフや働き者のスタッフといると、カフェというより、親戚の家にいるような気持ちなってきました。
月水金11:00~15:00(ランチ12:00~13:00) 札幌市白石区北郷7条9丁目

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千歳市防災学習交流センター

柱につかまっていると、小さな揺れを感じた。揺れは次第に大きくなる。最後は、腰を入れてしっかりつかまっていないと転びそうになるくらい大きかった。
ここは地震コーナー、震度1から7までの揺れ体験施設のある千歳市防災学習交流センターそなえーるの中。過去に日本で起きた8種類の大地震の揺れも体験できます。
この日は、関東大震災と阪神・淡路大震災を体験。こんなに大きな揺れが寝ている時に来たら、逃げようがないと思った。
この他に、家具の転倒実験と防止策、マンションやホテルに設置されている救助袋や避難はしごの使い方、煙避難体験コーナーもあり、防災グッズや備蓄品も展示されています。

そなえーるは、「災害を学ぶ、体験する、備える」をキーワードに、防災知識やいざという時の行動を学習できる施設で、子どもにも大人にもわかりすく役立つ情報がたくさんあります。
千歳市防災学習交流センターそなえーる http://www.city.chitose.hokkaido.jp/index.cfm/98,42974,192,1016,html

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陽だまりの会

陽だまりの会は、南区藻南福祉会館で月1回開かれる、ほっこりした集まり。始めに体操した後、おしゃべりや折り紙、時には編み物をしながらゆったりと過ごします。この日は色紙でセミを折っていて、手より口を動かしている人が多いみたいでした。近くのグループホームから来ている人は介護スタッフと並んでピアノを弾いていました。お昼は持ち寄りのランチタイム。お漬物やチーズのお裾分けにまた盛り上がります。

今年で7年目となる会の代表、南信子さんがほんわかした声と言葉で会員に話しかけると、あちこちで笑い声が起き、しっかり者の西野さんが活動をサポートしています。
会員は近くに住む20名程で、90代の方も歩いてきます。入会希望は多いですが、会場の椅子やテーブルが足りないため断っているそうです。残念!

毎年3月に計画を立てて毎月集まり、1月と2月は雪で外出が難しいのでお休み。温泉ツアーや外食など大きな楽しみもあり、不用品交換会の売上げを活動費に当てるなど、長続きの秘訣があるようです。
毎月第1火曜日 10:30~13:00 札幌市南区藻南福祉会館 参加費(1回350円)

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ふれあいランチサロン

お昼時、本郷通商店街近くの町内会館「本郷会館」を開けると、美味しそうな匂いが流れてきた。今日は、「ふれあいランチサロン」の日。地域の人が昼食をとりながらおしゃべりのできる、月1回開かれる集まり。申し込みしなくても、だれでも参加できる。
今日のメニューは豆腐ハンバーグ、ボランティアの会がつくっている。

毎回いろいろなゲストによるお話もある。今日は、介護事業所の方に続いて、ソプラノ歌手が素晴らしい歌を聞かせてくれた。その後、ヤクルト健康教室もあり、情報満載。でも、一番印象に残ったのは、脳こうそくで身体が不自由になった方の体験談。「家族や近所の人の支えでここまで回復し、今日も参加できました」と話されていた。

開催場所等;本郷会館(札幌市白石区本郷通8丁目北1-21)・毎月第3金曜日11:00~14:00・参加費300円・主催「ふれあいランチサロン」ボランティアの会

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にしん番屋茨木家中出張番屋 (小樽市祝津)

小樽水族館のある祝津地区には、昔にしん漁で繁栄した頃の漁家や倉庫が数件あります。
祝津のにしん漁は、江戸時代後期の寛政5年(1793)に始まりました。明治2年(1869)に松前藩の場所請負制度が廃止された後民間に開放され、明治30年頃には最盛期を迎えています。
ここ祝津は三大網元の全盛期となり、そのひとつが茨木家で、中出張番屋は初代当主茨木與八郎氏(山形県出身)が建てたものです。番屋は長年の風雪のため老朽化していましたが、茨木家やまちおこし団体の北後志風土ツーリズムの努力で、2010年6月に修復が終わり一般に公開されることになりました。

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●西洋風の建築方法の番屋 
玄関を入った正面には、大きなかまどが3つ据えられ、その奥は台所。ここで、やん衆(漁夫)30、40人分の食事をつくっていた。左手の板の間は、やん衆が寝起きする所。黒く太い梁の上にある天井は、2本の太い柱と斜めの筋交いを使った三角の木組みが見える。これをトラス構造といい、西洋風の建築方法とのことです。
よく見ると短い筋交いもあり、この番屋は、別の建物の廃材も活用して建てられたそうです。天井の所々に見える白い板は修復に使われた部材。できるだけ当時の部材や建具を活用し、修復ヵ所が見えるようにしたのです。

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●日本の絹産業を支えた魚肥―にしん
梁の下は広い空間で壁際にはネダイと呼ばれる押入れの棚のような寝床が付けられています。棚の高さは当時にしては低く、群来があると一刻でも早く漁場に行くために、梯子がなくても降りられるような高さにしたのではないかと言われています。
「一網千両、万両」といわれたにしん漁。当時、にしんの多くは肥料と油に加工されていました。にしんの魚肥は西日本の綿花や藍栽培に多量に使われ、明治に入ると生糸生産・絹産業のための桑栽培に適した肥料として全国的に需要が高まり、その結果、小樽など日本海側に巨万の富をもたらしたと言われています。

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●祝津・にしん漁の歴史を学び交流する場として活用
ボランティアの案内があり、夏休みには子どものお泊り体験をするなど、今、番屋は祝津の歴史を学び交流する場として使われています。また、非公開ですが隣には茨木家網元住宅も残されており、番屋前の通りはにしん街道と名付けられ、恵美須神社、倉庫、旧番屋が並び、漁港を見下ろす日和山には鰊御殿が建ち、にしん漁の最盛期を辿ることができます。
茨木家中出張番屋見学時期(4月下旬~10月下旬 金土日祝11:00~15:00)平成27年6/6(土)・6/7(日)にしん群来まつり
(資料;茨木家中出張番屋、鰊御殿)

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みんなのお茶の間 くるくる

地下鉄駅から歩いて10分程の静かな住宅街にあるお宅。道路に面したガラス戸から、女性達が楽しそうにおしゃべりしながら手を動かしている様子が見える。ここは、地域の人が立ち寄れる「みんなのお茶の間」、呼び名は「くるくる」。
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10年程前、土橋紘子さんが自宅を開放して始めた。きっかけは、新潟で始まった「地域の茶の間」を知ったことと、自分のまわりでも、一人暮らしの高齢者や子育て中の若い親など不安や孤立感を持ちながら暮らしている人がちらほら見えてきたこと。
新潟市の「地域の茶の間」を訪れ、誰もが感じる「居心地のよさ」を大切にした「ゆるやかな関係づくり」を体験し、その考え方に共感して仲間3人と「茶の間」を開いた。
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 この日集まったのは、手芸好きの方々。おしゃべりしながらチクチクと、ドラえもんやくまもんなどを作っている。土橋さんはといえば、穏やかな顔でゆったりと座っているだけ。多くの地域活動をしている方なので、この茶の間で一番くつろいでいるのは、案外ご本人かもしれない。訪れる人がみんな分け隔てなく気兼ねなく自由に過ごすことを大切にをモットーに、月2回開かれる。(札幌市白石区)

LCCをより快適にするための新千歳空港お役立ち情報

2012年、関西国際空港を拠点とする「PEACH」の参入を皮切りに、「エアアジア」、「ジェットスター」等のLCC・格安航空会社が日本にも本格的に参入しました。LCCの参入によって空路での移動はより身近なものになりましたが、一方で従来のキャリアとの違いに戸惑う人も多いようです。2012年に大規模リニューアルした新千歳空港は、空港設備はもちろんアミューズメント施設も充実しています。LCCを利用するときに役立つ情報を注意点も含めて紹介します。

・LCCの手荷物は有料
 LCCはさまざまな費用をなくすことで低価格となっているため、従来のキャリアとは違い座席指定から飲み物、毛布や音楽プレーヤーまで有料な場合が多いです。
 預ける手荷物は有料が多く、当日受付だと15㎏の荷物で2000円ほどの料金がかかります。新千歳空港では手荷物一時預かり・宅配便・ポーターサービスのカウンターが、国内線1F、国際線2F、3Fの3カ所にあります。帰る時には、ここから荷物を発送すると荷物を預けるのと変わらない料金で、荷物を待つ時間もなくとても便利。

・機内食には北海道グルメをテイクアウトで
 LCCでは飲食全てが有料となります。「エアアジア」では持込飲食の機内消費が禁止されていますが、「ジェットスター(アルコールは持込禁止)」、「PEACH」では機内に食べ物を持ち込めて、機内で買うこともできます。でも、新千歳空港には、北海道のグルメが勢ぞろいしているので、テイクアウトグルメをお勧めします。お店の多くにはテイクアウトメニューがあります。例えば、「回転寿司根室花まる」には、好きな寿司ネタを選んで、自分好みの海鮮丼を作れる「空丼コーナー」がおすすめです。「美瑛選果」は美瑛産農畜産物のアンテナショップでは、たくさんのコーンがぎっしりと入っているコーンパンが大人気。その場で焼いているので、時間が合えば焼き立てを購入することもできます。なかなかのボリュームで機内食にも最適。

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・遅延や欠航の時は、おとなも子どもも楽しめるアミューズメント施設で
 LCCの最大の問題点は、少ない機体をフル稼働させることで生じる遅延や欠航です。そんな時には、アミューズメント施設で楽しんでしまおう。国内線ターミナルと国際線ターミナルをつなぐ連絡施設には「ドラえもんのわくわくスカイパーク」や、ぬいぐるみとふれあい遊べる「シュタイフ ネイチャーワールド」。他にも、工場見学やミュージアムを楽しめる「ロイズチョコレートワールド」などいろいろあります。4月~11月まで解放されている展望デッキからは、迫力ある飛行機の離発着を間近で見ることもできます。

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・空港の温泉で旅の疲れをほぐす
 エアターミナルホテルの温泉や「万葉の湯」で、ゆっくり旅の疲れをほぐしてはいかが。万葉の湯は、翌朝9時までの営業で客室も完備した施設。万一、最終便が欠航になった時にも安心。

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・LCCで快適な旅をするためにも、事前の情報収集を忘れずにね!
 LCCを利用する場合は、「時間に余裕があること」が大事です。低価格でも十分な情報がなければ、従来キャリアと同じような費用になってしまうこともあり得ます。専用カウンターがない場合もあるので、自分のチケットのサービスや搭乗方法を、しっかりチェックして賢く使いましょう。

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