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小樽 来夢・わかば館

JR小樽駅から運河に向かって5分程歩いた所に建つわかば館。ここは平成25年8月にオープンした、空き家を改築した地域の人と交流できる高齢者下宿。明るい建物と季節の花の咲く庭が訪れる人を優しく迎えてくれます。
2階は居室で4つの部屋と共用キッチンがあり、現在2人の方が住んでいます。他の部屋は短期滞在でも使うことができ、夏は小樽ファンの本州の方が利用されるそうです。
1階は、手しごと工房や書道などの教室、展示コーナー、食堂として使われています。食堂は金・土にカフェとなるので、だれでも定食(600円)を食べられます。
手しごと工房では、古い着物を使った和服リメイクや裂き織で、帽子やバッグ、洋服、コースターなどを作り販売もしています。材料は、高齢の方から提供された箪笥で眠っている着物。もう着ることはないけれど、思い出の詰まった捨てるのは惜しい着物を再利用しているので、紬の帽子や浴衣のエプロンなどオモシロい作品があります。布地として使えない着物は裂き織の材料にして、バッグやテーブルクロス、コースターなどを作っています。壁の展示コーナーには戸塚刺繍の作品が飾られ、訪れた人が熱心に見ていました。
わかば館には、裁縫や刺繍など手仕事のできる人が集まるようです。その理由は、小樽には昔、縫製工場が多かったので、60代以上の女性にはミシンを使えたり、裁縫のできる人が多いから、ということでした。「昔とった杵柄」ですね。 
 わかば館を運営しているのは、共同住まい研究会・来夢の若西さん。そもそも、研究会は、「高齢者が元気に暮らせるまちづくり」を目指して、平成17年に発足した小樽市高齢者懇談会「杜のつどい」の会員の声から生まれました。「杜のつどい」は、現在会員650名程で、ふれあい講座や健康講座、介護予防や子育て支援の他、潮まつりへの参加や協力も行う自主運営団体で、高齢者の元気づくりと小樽のまちづくりに欠かせない会となっています。わかば館の設立や運営にも、多くの会員が協力しているとのことでした。
 
小樽来夢わかば館 http://raimuotaru.php.xdomain.jp/id/

小樽市杜のつどい http://www.city.otaru.lg.jp/simin/korei/morinotudoi/

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